All About Free Design
この度はミニアルバムFree Design をお買い上げいただき誠にありがとうございます。
Free Designというアルバムは、もう何年も前から作るつもりでいましたが、マイペース故になかなか進まず…漸く皆様に
届けることができました。以下はこのFree Designについて書かなくてもいいことまで書いてあります。
解説文はこの音源をすべて聴いてから読んでいただきたい。何故なら、テレビで映画の解説者が先にストーリーを話してしまうと、とても面白くないのと同じなのです。(最近は解説者がいないですネ…)
どうか再生ボタンを押したら最後まで止めないでください。このCDが、あなたのCD棚の1番お気に入りの場所に何年、何十年とあることを願って
2015年7月 吉岡佑樹
<アルバムについて>
とにかく何色にも染まってほしくないため、このようなタイトルとなりました。本当は曲のタイトルも“♯001”とかそんな感じでよかったのですが、なんせ曲がショボイので、曲以外のところにたくさん意味をつけて、
あたかも凄いことをしているかのように見せかけているのです。(笑)
まずアルバムタイトルを考え→曲タイトル→コード→メロディーを録りながらその場で考える という手順で作ってみました。
(本当はメロ→サウンド→タイトル→アルバムタイトル という、曲の寄せ集めアルバムを作りたかったのですけどネ。)曲順は何度も考え(タイトルだけ)この曲順となりました。今はネットで欲しい曲だけを買って
自分でプレイリストを作る時代ですが、アルバムの曲順というのは非常に重要なのです。タイトル「Free Design」は同名のソフトロックグループ
からいただきました(自分でもなぜそうしたのかは覚えてません。)長々と書きましたが、僕が出した音は自由に使ってください。
次は(Boys)on the streetというタイトルのアルバムを作る予定です。
そこでまたお会いしましょう。Bye-Bye (What’s the idea from...?)
<SideⅠ>Girl’s Life>
-1.Sleepy Lovers(眠そうなふたり)-
曲が始まるかと思いきやS.Eからのスタート。この作品は”内向き”に向かっていく
力が強いので外→中という表現をしたかったということと、大滝詠一さん、かせきさいだぁ≡さん、
コーネリアスさんの影響を受けたことを、音楽を使わずに表現したかったのでこんな仕上がりに
なってます。この曲だけ先に詞を作りメロディーを作ったのでおたまじゃくし(音符)を使いすぎた感じがしますね。
一応このストーリーの結末を書いたもので、1曲目にして、ボーナストラックのような作品となっています。
この結末までの一部始終は2曲目から…ということです。
最後の2-5-1(音楽詳しい人に聞いてね)は「恋するふたり」という曲の“ストーリーを
引き継ぐ”意味でマネしてみました。あと、木村カエラさんの「sola」ね(笑)…でも全体的には細野晴臣さん
星野源さんを意識しています。ちなみにコップを注ぐ音はサイダーです。(ちゃんと三ツ矢サイダーですヨ笑)
-2.mugcup&his voice(1日の終わりに甘い言葉を囁いて)-
僕の中での“J-POP”集大成(笑)90‘sトイズファクトリー、稲垣潤一さん、竹内まりやさん、、、
僕が車の後部座席でみた90年代の風景。結局そんな風景が音で出せたら僕は音楽を辞めるのだろう。Bメロは完全に「カナリア諸島にて」なんだ。80‘sだね(笑)
3.Brand New Season(鏡に映る私と5つ目の新しい季節)
“3人組ヒップホップ”というものに惹かれるのは何故なんだろう。何を選び、どう詰め込むかが大事ですね。とにかくシンプルな曲を作りたくて。ありきたりなコード進行であっと驚くメロディーが生まれれば今はそれで満足。タイトルはコーネリアスさんからいただきました(笑)ベースは友達のkenichi君が弾いてくれています。
こうやって昔の友達と音を出し、CDとして形に残るものをつくれて本当に幸せ。ありがとう。
この曲でGirl’s Lifeは終了。
4.( )
Side1終了。レコードならひっくり返しますが、CDなのでこのトラック挟みました。
このCD音源をお店で流したい、お店に置きたい、あの店なら流してくれるかもよ~…
という情報をお持ちの方、ご連絡ください。m(__)m
●本CDはCD-R(書き込み型ディスク)のため、旧型のCDプレーヤーや一部の車載プレーヤー
等では稀にディスクが認識されない場合があります。そのような時は新型の専用CDプレーヤーでの
再生をお試し下さい。
コンパクトディスクのダイナミックアレンジは90db以上と従来のレコードに比べて極めて広い
です。現在の最先端を行くデジタル技術や、レーザー光線の応用など全く新しいシステムから生み
出された雑音のほとんどない忠実度の極めて高い鮮明な音楽が楽しめるディスクです。
<SideⅡ>Boy’s Life
5.Morning Call(見つめ合うふたり)
記念すべき最初の曲。今までオリジナル曲を作ったことがほとんどなく、
フルで作ったのはこれが初。この曲ができたことにより、「Free Design」の進むべき道が見えた。
アルバムの入り口となった曲。見つめ合う瞬間の2秒を3分まで引き延ばしました。
(、、、ちなみに制作ノートにはアルバムタイトルは2010/10/10と書いてあった。何年かかったのだろうか笑)
6.(her natural)Magic(すべては彼女の小さな魔法)
“シンプルな曲”をテーマにアルバムを作ってきたのに、結局アメリカンポップスを意識した
曲をつくってしまいました。Gofin/kingなどのアルドン系、フィレス系を意識したけど、、
あと5年くらいしたら、もっといい曲作れるかな?1番最後にできた曲で、このアルバムの出口となった作品。
山下達郎さんの「パレード」やBridgeさんの「Magic」などは参考にさせてもらいました(笑)
サウンドは”Go away little girl”メロは“Johnny loves me”を意識しました。怪盗ルビイ要素は
入れませんでした。転調しようと思いましたが、いかにも!って感じがヤダ。やめました。
7.Royal Mellow Day(恋人たちはまた恋に落ちる)
最初“スタッフ”を意識してテンポもゆっくりにして作っていましたが、いつの間にか夏っぽくなってしまいました。
(Theme From)A Summer Placeね(笑)どんだけ彼がダメ人間かを女子会で言おうが、結局は好きなんです。
男だってそう。なんかいろいろあったね。 をビーチボーイズの夏の終わりと重ねて。
最後のメロディーは”All Summer Long”の"we've been having fun all summer long~♫”
と同じメロディーになってます(笑) …そう、ハッピーエンド。
イントロはアトランティックに移籍した頃のスピナーズを意識してます。
タイトルはパンクバンド”NICOTINE"から。
<日本盤ボーナストラック>
8.Sleepy Lovers(reprise)
いかがでしたでしたでしょうか。大好きな曲を少しづつ散りばめて(笑)作った
曲たちは。ウォーリーを探せ!の最後のページみたいな感覚で聴いてもらえると
嬉しいです。元になった音源も聴いていただけるとより楽しんでもらえると思います。
構成はギターポップの名盤っぽい終わり方にしてみました。最後までありがとうございました。
最初と最後に鳴っているのはやっとギタリストっぽいフレーズの出てくる曲。ブルージーなフレーズは
今後やることはないと思いながら弾きました…が、決してブルースを意識したわけでなく、伊藤銀次さんです。
銀次さんの「遅すぎた別れ」の“語り”を意識して作りました。この曲は”NIAGARA TRIANGLE Vol.1”で聴けます。
ぜひ元ネタを聴いてみてください。(曲調も似ていてスイマセン)僕なりの語りです。(銀次さんの語りは最高です。)
セミの鳴いているSleepy LoversはICレコーダーのたくさんの曲のに埋もれていた1曲。夏の暑い日に
録った曲でセミの声入っちゃいました。もし、ICレコーダーを聴きかえさなかったら、
このアルバムはなかったかもしれません。ということで、加工せずそのままいれました。これも作品の一部です。
〈取り扱い上のご注意〉●ディスクは両面共、指紋、汚れ、キズ等を付けないように取り扱ってください。
●ディスクが汚れたときは、メガネふきのような柔らかい布で内周から外周に向かって放射線状に軽くふき取って下さい。
レコード用クリーナーや溶剤等は使用しないで下さい。●ディスクは両面共、鉛筆、ボールペン、油性ペン等で文字や絵を書いたり、
シール等を貼付しないで下さい。●ひび割れや変形、又は接着剤等で補修したディスクは、危険ですから絶対に使用しないで
下さい。〈保管上のご注意〉●直射日光の当たる場所や、高温多湿の場所には保管しないで下さい。●ディスクは使用後、元のケースに入れて
保管して下さい。●プラスティックケースの上に重いものを置いたり、落としたりすると、ケースが破損し、ケガをすることがあります。
Yuki Yoshioka
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